
1 ミカタノミカタ
2 金色
3 くもじ
4 傭兵団
5 道化の幻楽団
6 地元
7 夜のうちに
【 CD 】 2018.02.10
ジプシーのように。
こないだのライブでも一番最初に演ってた、あのぐっと来る曲は入ってるんだろうかと思いながら聞き始めたら、それがタイトル曲「ミカタノミカタ」だった。煖臍2枚目のアルバムはそんなふたりの真骨頂であるライブの感触をそのまま閉じ込めた、シンプルでいてこれぞ煖臍な作品。何回も聴いてるうちにやっぱり今沖縄で一番好きな歌うたいだなーと実感した7曲。
哀愁のメロディはもちろん、この世界観って何気にあまりない。「地元」ってタイトル普通つけるか?とその歌と私の距離の近さにぐっときたと思いきや、その次の歌詞は「追ってくる松明を振り切って/夜のうちに山を抜けろ」。松明(たいまつ)って、いつのどこの場所なんだ?とその距離の遠さに飛ばされてしまう。超現実と劇ファンタジーを行き来、彷徨いながらも共通するのは、着地する安定の場所をずっとさがしてる姿。ジプシーのように。
いろいろコメント考えた末に、このふたりの並んでいる姿。それが全てかなーとやっぱり思う。ライブをぜひ見に行ってほしいです。
1stアルバム『言い鳴り』も在庫あり!
入荷 : 2018.02.12